1.組合事業と共創ネットワーク・グループ事業:
  2005計画は、共通課題と個別課題に応じた事業で構
  成されています。
 時代は大きく変わろうとしています。印刷業が向う方向は技術的にも経営的にも、多様化、個性化です。当然、印刷業として共通の課題はありますが、個別企業単位で取り組んでいかなければならない課題がますます多くなってきます。
 共通の課題とは、時代の変化に対応していくための人材教育や情報提供が中心となります。これについては組合員の方々へのニーズ調査アンケートを実施、79のメニューの中で組合が取り組む支援事業として要望の多かった事業から具体的な検討を進めて、人材教育に関しては既に「『全印工連2005計画』組合支援事業開催要領集」として企画・実施しています。これが2005計画における「組合事業」です。
これに対して、多様化、個性化を進めなければならない状況の中で、各組合員の方々が、お互いに知恵を出し合いながら個別課題に取り組んで成果を出 していただく。これが「共創ネットワーク・グループ事業」であり、全印工連としては、組合員の事業推進にあたり「広報」と「場作り」について積極的に支援していきます。
  これは過去にない事業の形ですが、これによって、護送船団方式ではない2 1世紀にふさわしい新しい組合の機能を創り上げていくことができるでしょう。
2.共創ネットワーク・グループ事業とは:
  組合員各自の自主的な活動です。
 全印工連傘下の組合員企業約9,100社の方々は、それぞれに問題を抱えているはずですが、それらの問題は非常に具体的なものですから、全国一律的な取り組みでは解決できないものです。また、それぞれに問題解決のアイデアを持っていても、それは各社が単独で実現できるものではなく、同業者やメーカー、あるいは他の業種の企業といっしょに問題解決に当らなければならないことも多いはずです。
 共創ネットワーク・グループ事業とは、全印工連傘下の組合員企業各社が、同じ問題意識を持った企業と手を組んで、お互いに知恵を出し合いながら共通問題の解決を図 っていく活動であり、2005計画における共創ネットワークづくりの核となるものです。テーマの設定から、具体的な活動内容の計画、実行の全てを、グループを構成する組合員の方々が自主的な活動によって進める事業です。
3.共創ネットワーク・グループ事業における全印工連の役割:
  「場作り」 と「広報」を行っていきます。
 共創ネットワーク・グループ事業の実施 に当ってまず必要なことは、同じ問題意識を持った企業を見い出し、意見を交わしていくことです。 従来は、非常に限られた範囲で且つ限られた時間でのコミュニケーションしかできず、同じ問題意識を持った企業を探し,議論を深めていくことは現実的には出 来ませんでした。しかし、インターネットを使えば、時間や地域の壁を越えて想像を超えた活発なコミュニケーションが可能になります。
  知恵を結集するという意味において、既に全国で約9,100社の企業が一つの組合に属しているということは、非常に大きな潜在的パワーを持っていることを意味します。そして、新しい仕組みを使うことで、いままで出来なかった9,100社のパワーを上手く結集することができるようになります。
  全印工連は、組合員の方々がそれぞれの関心に応じて全国の仲間とコミュニケーションできる場(全印工連のホームページ、「日本の印刷」等)を作り、新たなグループ事業立ち上げの支援を行います。グループ構想やグループを運営する世話人などが決まったら、是非全印工連に知らせてください。ご連絡いただければホームページや「日本の印刷」で報知して周知活動の支援を行いますし、活動状況や成果 発表についても全印工連の場を通じて、 それらを積極的に紹介することで、グループメンバーの拡大や新しいグループ事業のヒントを組合員の方々に得ていただける、そのような支援を積極的に行ってまいります。このように全印工連は、あくまでも後方支援を担当するもので、主役は組合員の皆様です。
 
 
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